地球の存亡

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近年、地球を取巻く環境の異変が、取り沙汰されています。

長年に渡り地球が受けてきたダメージにより、地球が悲鳴を上げています。

海洋汚染、森林破壊、地球温暖化による急速な気候変動等により、

極地的な豪雨や巨大化する台風等によって甚大な被害がもたらされたりと、

枚挙にいとまがないほどです。

こうした環境破壊に対する動きを止めるため、国際環境NGO団体の活動が度をこした

ものとなったり、また、「The 11th hour」を製作した有名な環境保護活動家で映画俳優

でもあるレオナルド・ディカプリオは、その映画で、枯れる湖や海洋がすでに壊滅状

態にあり、大きな魚は90%も減少している事(ある海洋学者は「5年程で世界中の魚は

いなくなるかもしれない」と警鐘を鳴らしています)を危惧しています。

また、最近の報道でサンゴ礁で有名な世界遺産として知られているオーストラリアの

グレートバリアリーフのサンゴ礁は温暖化により、その3分の2が白化(死滅)しており取

り返しがつかない状態だそうです。

そうした、地球環境の変化により、動物たちへの影響も凄まじいものがあるようで

す。

ご存知のようにシロクマは既に、生存は危ぶまれていますが、あのトラや百獣の王た

るライオンにおいても絶滅危惧種としてリストアップされ、特にライオンの個体数は

1980年以降、約3分の1まで激減しているようです。 これによって、食物連鎖の頂点

に君臨するライオンが、絶滅すると食物連鎖によって維持されてきた生態系に与える

影響は計り知れないようです。

世界自然保護基金(WWF)も警鐘を鳴らし続けていますが、一向に改善される事な

く、益々、深刻化しています。

植物に至っては、既に対策が講じられているようで、旧約聖書のノアの箱舟を彷彿と

させるかのよに世界種子貯蔵庫が、ノルウェーのスヴァールバルに設置され、

世界中の種子を10,000種類以上が保存されているようで、テロ攻撃や極地の氷が融解し

ても問題のないような構造になっているようです。

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